| お仏壇のいわれ |
お仏壇とは文字通り仏さまをおまつりする「壇」であり、壇とは一段高い場所、すなわち「須弥山」をかたどった寺院の須弥壇のことであり、そこにお仏像を安置するのでお仏壇といいます。 古くは、日本書記に635年の天武天皇の詔勅に「諸国家毎に仏舎をつくり、すなわち仏像および経を置き礼拝供養せよ」と詔せられたと記されてあります。かの有名な法隆寺の『玉虫の厨子』などはその原形と申せましょう。 その後様々な変遷を経て、一般の家庭がお仏壇を持つようになったのは江戸時代以降といわれております。
本来仏壇は、宗派の本尊(仏像等)を安置し礼拝供養するためのものでしたが、祖先崇拝と往生成仏思想等から、ご先祖や故人の位牌も安置供養するようになりました。 |
| お仏壇のご安置場所 |
お仏壇のご安置場所は静かで清潔な場所で尚かつ、いつも家族みんなが集まりやすい場所を選びましょう。方角は南向き、東向きが理想といわれますし、宗旨によっては西向きがよいというのもありますが、住宅事情と合わせ理想の方角を選びましょう。 また、位置的には、仏事などの時も考慮し部屋の隅の方より中心になるようこころがけましょう。
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●畳の上に直に置く場合●
寸法的な制約を受けず、超大型台付仏壇から小型台付仏壇まで自由に選択でき、お仏壇の主流となっております。座って礼拝できるのはもとより、扉の開閉なども自由でのびのびとして安置できます。また、床の間などに置かれるのもこのタイプで、お仏壇の基本的な型といえます。
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●三尺(半間)仏間●
新築などのお宅では最も多く見かける安置場所です。座って礼拝できますので、理想の仏間といえます。お仏壇を選ぶ際、最も種類も豊富で価格も幅広く揃っています。
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●地袋付仏間●
西日本方面で比較的多い仏間で100cm〜130cm位のお仏壇が安置できます。地袋の高さによっては、礼拝する姿勢が不自然になる場合もあり、お仏壇の種類も台付とくらべて少なくなっております。
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●三尺上置用仏間●
お仏壇の種類も多く、70cm〜90cmまでのお仏壇が安置できます。ただ、立った姿勢での礼拝になりますので、経机などを用意して座って礼拝できるようにしたいものです。
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●その他の置き場所●
家具、調度類の上や飾り棚の上、最近ではリビングのフローリングに置けるタイプまで多種のお仏壇があります。また、洋間に安置しても違和感のないシンプルでおしゃれなデザインのお仏壇もございますので、お住まいの事情にあったものをお選びいただけます。
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お仏壇をお求めの際は、ご安置場所の寸法をお計りの上ご来店ください。 |
| お仏壇の飾り方 |
一般的な飾り方の例をご紹介します。宗旨やお仏壇のサイズによって多少異なる場合がございますので、詳しくは店員におたずねください。

1.お仏像 お仏像は生命あるもの全ての象徴です。お求めになりましたらお寺様に「開眼供養」をお願い致しましょう。宗派を調べてご来店ください。 2.吊燈籠 お仏壇のあかりは智慧の光と申し、目に見えない功徳が生まれます。 3.瓔珞 荘厳具のひとつとして仏壇内部を一層引き立たせます。 4.常花 一年中生花をきらさずに用意するのは難しいものです。常にある花として仏壇内部の豪華さにも一役かっています。 5.高坏 お菓子や果物をお供えします。下に半紙を敷いて飾ります。 6.茶湯器・仏器および仏器膳 仏様のご飯を上げるときに使います。朝ご飯が炊けたら先ずお仏飯を高く盛ってお供えしましょう。 7.前机 8.リン 仏様をお呼びする仏具です。鐘の音が仏様と私たちの世界をつなぎます。 9.香炉 10.花立 四季折々の生花をお供えしてください。毒やトゲのある花は避けるように致しましょう。 11.火立 「明かり」は闇を除き仏様の光明をもたらします。 12.マッチ消し・線香立・机上香炉 お香は現世に生きる私たちの「けがれ」を清めます。マッチの燃えかすは香炉の中に入れたりせずに、マッチ消しを用意致しましょう。 13.供養膳 亡くなられた仏様に精進料理をお供えするものです。肉や魚や酒などは、人間臭い世界に呼び戻すことになるので避けた方がよいでしょう。 14.経机 正座して礼拝できるように、経本・香炉・燭台・リン・マッチ消しなどをのせます。 15.金襴製座布団 先ずお仏壇の前に座り、気を静め、心にゆとりを持って亡き方の供養を致しましょう。そのために仏前にふさわしい金襴製座布団を用意しましょう。
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ご供養の作法 (毎日のおつとめ) |
朝のおつとめ
- お水またはお茶をあげます。(宗旨によってはお水もお茶もあげないものもあります)
- ご飯をあげます。
- お花をあげます。
- お灯明(ローソク)をともします。
- 線香を上げます。抹香であればひとつまみを香炉にいれます。
- 合掌して、今日一日を仏とともにあることをお祈りします。
夕のおつとめ
夕方は食事の前に今日一日の出来事を、ご本尊とご先祖に報告します。報告は、一日を無事に過ごすことができた喜びと懺悔で、また明日への誓いでもあります。最後にお灯明をけして、お仏壇の扉を閉めます。 |
| 忌明け法要 |
忌明け法要は亡くなった日を入れて35日または49日に営む習わしですが、最近では直前の休日に行なう事が多くなりました。事前にご住職に相談して日時を決定し、親戚関係、友人等故人が生前お世話になった方々を招いて行ないます。忌明け法要までに白木の位牌を、塗りや唐木の本位牌に取り替えて準備をしておき、お仏壇がない場合は買い求めておいて開眼供養(入魂式)を一緒にしてもらうといいでしょう。 忌明けの法要までを中陰と呼び、死者の運命が決まる重要な日とされています。遺族はこの日まで結婚式などの慶事への列席は差し控える方が良いでしょう。
◆法要のあとは
法要の後は列席者の方々への感謝の気持ちを込めて会食を行ないますが、始まる前に施主のお礼の挨拶を忘れないようにしてください。
◆ご住職への謝礼
ご住職への謝礼は「お布施」として渡します。ご住職が会食に参加されない場合は「御膳料」を、またこちらからお出迎えしない場合は交通費を「お車代」として渡します。
◆お経、仏名等のお礼の仕方
現金でお礼をするのが一般的で、金額は遺族、世話人、葬儀社などがお寺と相談して決めます。
お渡しするのは葬儀終了後にお寺に持参してもいいですし、またお通夜の後に通夜のお経料と仏名のお礼をお渡しし、葬儀の後精進落しが終わってご住職が帰られるとき葬儀の日のお経料をお渡ししてもいいでしょう。「御膳料」と「お車代」については前に述べたとおりです。
お渡しする時は市販の金包み(水引きは紅白でも差し支えありませんが、なるべく銀か紺のものを)に入れ、表書きと喪主の名前を書きます。「○○家」とする場合もあります。この金包みは黒塗りか白木の小盆にのせてご住職に差し出し、その際は「本日はありがとうございました」というお礼の言葉も忘れずに。 |
| 仏式の法事スケジュール |
| 死亡日を入れた日数 |
呼び名 |
法要の内容 |
十三仏 |
七日目
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初七日
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親族・知人を招き、経読、焼香の後、故人を偲んで会食 |
不動明王
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| 十四日目 |
二七日 |
近親者だけで行なうことが多い (五七日は忌明けの供養を行なう場合もある) |
釈迦如来 |
| 二十一日目 |
三七日 |
文珠菩薩 |
| 二十八日目 |
四七日 |
普賢菩薩 |
| 三十五日目 |
五七日 |
地蔵菩薩 |
| 四十二日目 |
六七日 |
弥勒菩薩 |
| 四十九日目 |
七七日忌 |
親族・知人を招き、故人を偲んで供養をする。納骨式を行ない、会食をする。白木位牌から本位牌に替えて仏壇に納める。 |
薬師如来 |
| 百日目 |
百か日 |
親族・知人を招き、故人を偲んで供養をする。 |
観世音菩薩 |
| 満一年目 |
一周忌 |
勢至菩薩 |
| 満二年目 |
三回忌 |
阿弥陀如来 |
| 満六年目 |
七回忌 |
阿閃如来 |
| 満十二年目 |
十三回忌 |
大日如来 |
| 満十六年目 |
十七回忌 |
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| 満二十二年目 |
二十三回忌 |
以後は永代供養をする場合が多くなる。 |
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| 満三十二年目 |
三十三回忌 |
虚空蔵菩薩 |
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| お墓参り |
普通お墓参りというと、故人の命日や年忌法要の他は春と秋のお彼岸やお盆に出かけることが多い。地方によってはお正月や年末にお参りする習わしがあるようです。しかし、お墓参りをするのに、いつでなければならないという決まりはありません。結婚、就職、入学、進学などの人生の節目に報告に行ったり、悩みや迷いのあるときに心を落ち着かせるために訪れてもいいでしょう。墓参りの時はできるだけ家族全員で出かけるようにすると、次にお墓を守る子供たちに良い習慣が身につきます。
◆お墓参りの作法
数珠、お線香、お供え物、花などを持って行きましょう。 まず墓地や墓石をきれいに掃除して清めます。古い花や卒塔婆も整理してください。掃除が済んだらひしゃくで墓石に水をかけ、花立てに花を生け、供物をお供えし、線香をあげて順番に合掌礼拝します。 |
| お彼岸 |
・・・本来は悟りを開くための修行期間のこと。
お彼岸は正式には「彼岸会」といって、春と秋に春分の日と秋分の日を中日として前後七日間に渡って行われます。 お彼岸は日本独特の仏教行事で、江戸時代に年中行事として定着しました。 彼岸会は、本来悟りを開くために仏道に精進する行事です。太陽が真東から真西に沈む春分の日と秋分の日は、その沈んでいく太陽を通して西方浄土を思い浮かべる「日想観」の修行を行なうのに適したとされます。
この日想観の仏事と日本の祖霊崇拝とが結びついて日本独特のお彼岸になったといわれています。 |
お盆 (孟蘭盆会) |
・・・先祖様の霊を慰め、まごころをこめたご供養を。 お盆は様々な仏教行事の中で日本人の生活に最も根づいているもののひとつです。中国では 「盂蘭盆会」 といい、日本では省略してお盆といいます。 お盆はどうして始まったのでしょうか。お釈迦様の弟子のひとり、目連の母親が餓鬼道に墜ちて苦しんでいました。目連がお釈迦様に相談しますと、七月十五日は修行を終えた僧達が教えを広めるために外出していく大変功徳の多い日で、この日に四つ辻に立ち供具に五味五果をのせ僧におあげなさい、とお釈迦様がおっしゃいました。 目連が教えられたとおりにしますと僧達の霊力のおかげで目連の母親は苦しみの世界から救われました。これがお盆の始まりといわれております。
◆迎え火
十三日の夕方玄関先などでほうろくの上でオガラを焚き、合掌してご先祖様をお迎えします。その火を精霊棚か軒先に吊した盆提灯に灯します。
◆送り火
お盆の行事の終わる十五日か十六日の夕方に迎え火を焚いた同じ場所で同じようにオガラを焚き、ご先祖様の霊をお送りします。燈寵流しや万燈流しは送り火と同じ様な意味で、川に燈龍を流してご供養します。
◆新盆の時は
亡くなってから初めてのお盆を新盆といって、盛大に供養を行ないます。
初めて帰って来られる故人の霊をお迎えするために、お仏壇とは別に、盆棚(精霊棚)や盆提灯をお飾りいたします。盆提灯は故人の兄弟や親族が霊をお迎えするために贈って下さるものですから、スペースの許す限り盛大にお飾りしてください。
また、自提灯は玄関先に吊し、初めて帰られる霊の目印にするものといわれ、一般的には施主が買い求めます。
自提灯は送り火の時にお焚き上げをするか、寺院にお願いしてお焚き上げをいたします。 |
| 葬儀のあとにしておくこと |
◆挨拶回り
ご近所や町内会役員、勤務先等への挨拶は、喪主自身が出かけたいものです。 葬儀が終わった翌日から、遅くとも初七日までには済ませるようにします。服装は葬儀直後なら喪服で、2〜3日たっている場合は地味な平服で伺うのが良いでしょう。挨拶が済んだら長居をせず早めに引き上げるようにします。 勤務先においては会社関係の書類、社会保険証、厚生年金手帳、身分証明書等の提出をし、故人の慰留品の整理や受取りをします。
◆挨拶状
遠方から葬儀に参列していただいた方や、弔電、お供物をいただいた方にはお礼状を出すようにしましょう。 喪中で新年を迎えるときは、慶事を避けることから、年賀状を出さずに年賀欠礼(喪中ハガキ)を先方へ12月初旬までに到着するように出します。もし、喪中に年賀状をいただいた場合は、松の内を過ぎてから寒中見舞いとして返事を出すようにします。 喪に服している家族は、新年の挨拶を控えましょう。
◆香典返し
仏式では35日か49日の忌明けに行ない、表書きは「志」または「祖供養」とし、黒白の水引きをかけて喪主の名前を入れます。地域によっては葬儀の当日に行なうこともあります。 香典返しの金額は、香典の金額や故人との関係によって特別の配慮をする場合もありますが、一般的には香典の1/2〜1/3程度で、葬儀のお礼を兼ねた挨拶状を添えます。お返しの品は先方の好みやライフスタイルを考え、本当に喜ばれるものを選びたいものです。 |
お仏壇の化粧直し (お仏壇クリーニング) |
専門の職人により研磨、再塗装などを行い、お仏壇を蘇らせる事が出来ます。
◆紗の張替え
紗の張替えで明るさが戻ります。
◆金紙の張替え
お仏壇に輝きが蘇ります。
◆トメ切れ・打傷直し
熟練した職人が傷の程度に合わせて丁寧に直します。
◆お掃除
仏壇の汚れ落としから、彫刻のホコリ取を行います。

ご相談、お見積致します。

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| 神棚の飾り方の一例 |
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1. 御宮 2. 神鏡 3.真榊 4. 灯篭 5. かがり火 6. 榊立 7. 三宝 8. 徳利 9. 水玉 10. 平瓦 |
◆神棚の祭り方 神棚は一家の精神的中心になる神聖な場所です。明るく清浄で家族全員親しみ易い処で、西側に安置して東方に向けるか、北側に安置して南側に向けるのが良いとされています。
◆護身札のおさめ方 お神札の順位は正面中央が最上位、づぎに向かって右、そのつぎが左です。従って、伊勢の大神宮様が、お宮の中央、氏神様が向かって右、その他の神様を左に奉安いたします。尚、先祖の祖霊舎は神棚より下げて別にまつります。
◆御供え 神棚には、榊などの常緑樹を飾り、お米、お塩、お水などを供えます。御神酒、季節の初物、お土産などもその都度供えます。 |
| 外宮の飾り例 |
1.御宮 2.宮台 3.神鏡 4.御前立 5.三宝 6.神饌寮案 7.榊立 8.土器 9.堤火 10.鈴 11.幕 12.賽銭箱 13.奉納幕・奉納幟 14.春日灯篭 15.鳥居 16.額 17.太鼓 18.御神呱又は狛犬 19.神前灯篭 20.御手洗鉢 21.玉垣及び砂利 22.植木 |
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